「ソフトウェア開発の定量化手法」より、個人的にタメになると思ったところの引用。その9。
開発手法ごとの生産性と欠陥除去率の一覧データが掲載されいてる。
表を全部引用するのはちょっとアレなので、得られた知見のみメモ。
生産性と欠陥所率がともに高いのは「TSP/PSP+スクラム」または「CMMレベル5+シックスシグマ」という手法の組み合わせでした。
これは次に何を勉強すべきかの道しるべになりますね。
開発手法は、プログラミング言語とほとんど同じくらい急速に開発されている。
1985年からデータを収集しているが、新開発手法はほぼ2か月に1つの割合で発表され続けている。
とのこと。
開発コンサル等はよく「新しい手法」「話題の手法」を現場に適用し、混乱を招き、現場の人が必死に混乱を修正して出した結果を「コンサルの成果」としてかっさらい、経営は舌先三寸に丸め込まれて「新しい手法」を信じ、絶望に打ちひしがれたプログラマーが転職していく。
という地獄のループをいくつか経験した。
「開発手法」もコロコロを新しい物に手を出さない方が良いきがする。
ソフトウェア開発の定量化手法 第3版 ?生産性と品質の向上をめざして?
- 作者: Capers Jones,富野壽,小坂恭一
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2010/07/23
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