「ソフトウェア開発の定量化手法」より、個人的にタメになると思ったところの引用。その16。
欠陥がたくさんあれば多くの欠陥が見つかり報告されそうなものであるがそうはならない。
非常に欠陥の多いソフトウェアは実用に耐えないし、また、ユーザは使おうとしない。
つまり、もし読者の企業が一定量以上の残留欠陥のパッケージを出荷すれば、欠陥のせいでソフトウェアは使われなくなり、販売量も落ちる。
その結果、それらの欠陥が発見され、修正されるまでの期間は長くなる。
報告が少ないのはバグが無いためなのか、バグが多すぎるためなのか…というのを気にしないといけないですね。
ユーザからの報告が多い事は、良い事と言える面もあるわけですね。
ソフトウェア開発の定量化手法 第3版 ?生産性と品質の向上をめざして?
- 作者: Capers Jones,富野壽,小坂恭一
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2010/07/23
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