ついぶろ

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「禅とオートバイ修理技術」のタメになる言葉4

「科学的な方法を用いる真の目的は、間違った考え方をしていないかどうか確かめることなのである。

 

一介の修理工にしても、科学者や技術者にしても、みずから招いた不注意が原因で、誰しもその判断に思い悩んだことがあるはずである。

 

だからこそ、科学や機械の知識が、どれをとっても退屈なほど慎重に思えるのだ。

 

だかもし不用意にも、科学の知識を美化し、それをあちらこちらにまき散らしたら、必ずそのしっぺ返しをくうことになる。

 

それにそんなことは、注意していてもたびたびあるものである。

 

だから極端なまでにも注意深く、飽き飽きするほど論理的にならざるをえない。

 

論理にわずかなずれが生じても、全科学体系の崩壊につながるのである。」

 

注意深く。これが合言葉だな。