「ソフトウェア開発の定量化手法」より、個人的にタメになると思ったところの引用。その13。
ソフトウェア開発は難しい知的な業務であり、複雑度が高く、多くのバグや欠陥が生じやすい。
一般論として、民間のソフトウェアのコストとスケジュールは、最もコストがかかる欠陥除去作業に左右される(軍需ソフトウェアでは文書化作業に最もコストがかかる)。
バグが見つかる事そのものを問題と捉える会社やチームはけっこう多いと思う。
多少がバグが出ても気にしないチームもあるけど、それはそれで問題だと思う。
ソフトウェアというのはバグがあるのが当然であり、対応するコストがかかるのも普通であり、減らす努力はしなければならない。
それは簡単な事ではないと認識しておくのが大事。
ソフトウェア開発の定量化手法 第3版 ?生産性と品質の向上をめざして?
- 作者: Capers Jones,富野壽,小坂恭一
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2010/07/23
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