ついぶろ

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「禅とオートバイ修理技術」のタメになる言葉4

「科学的な方法を用いる真の目的は、間違った考え方をしていないかどうか確かめることなのである。

 

一介の修理工にしても、科学者や技術者にしても、みずから招いた不注意が原因で、誰しもその判断に思い悩んだことがあるはずである。

 

だからこそ、科学や機械の知識が、どれをとっても退屈なほど慎重に思えるのだ。

 

だかもし不用意にも、科学の知識を美化し、それをあちらこちらにまき散らしたら、必ずそのしっぺ返しをくうことになる。

 

それにそんなことは、注意していてもたびたびあるものである。

 

だから極端なまでにも注意深く、飽き飽きするほど論理的にならざるをえない。

 

論理にわずかなずれが生じても、全科学体系の崩壊につながるのである。」

 

注意深く。これが合言葉だな。

 

「禅とオートバイ修理技術」のタメになる言葉3

「生じた問題を一つ一つ書きとめるという行為は、混乱した頭をもとの整然とした状態に戻してやることになる。

 

ノートにはあくまで論理的な記述をする必要があるが、分類するとすれば、それは六つのカテゴリーに分けられる。

(1)問題点の記述、(2)原因の仮説、(3)各仮説をテストするための実験、(4)実験結果の予想、(5)実験結果、(6)実験結果から導かれた結論、以上の六つである。」

 

大学などでノートを取る方法と同じだが、それは単なる見せかけだけの仕事ではないとのこと。

 

 

日本の労働生産性が低いとされる理由のひとつは、就業率の高さ。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/15/dl/15-1-2_03.pdf

 

上記の資料によれば、日本の労働生産が低いとされる原因の一つは、就業率の高さがあるということらしい。

アメリカでは失業率が高いので、日本と比べて一人あたりの生産性が上がる一因となっている。

 

本来、就業率が高いのは良い事なので、今の日本の就業率を下げないまま、生産性を上げるという事をやらなければならないですよねぇ。

 

効率化を求めた結果、アメリカのように失業大国になり、格差が広がり、犯罪率が増える…という道に進まないようにしないとね。

 

ソフトウェア開発の定量化手法 第3版。タメになる言葉16。

「ソフトウェア開発の定量化手法」より、個人的にタメになると思ったところの引用。その16。

 

 欠陥がたくさんあれば多くの欠陥が見つかり報告されそうなものであるがそうはならない。

 

非常に欠陥の多いソフトウェアは実用に耐えないし、また、ユーザは使おうとしない。

つまり、もし読者の企業が一定量以上の残留欠陥のパッケージを出荷すれば、欠陥のせいでソフトウェアは使われなくなり、販売量も落ちる。

その結果、それらの欠陥が発見され、修正されるまでの期間は長くなる。

 

報告が少ないのはバグが無いためなのか、バグが多すぎるためなのか…というのを気にしないといけないですね。

ユーザからの報告が多い事は、良い事と言える面もあるわけですね。 

 

 

ソフトウェア開発の定量化手法 第3版 ?生産性と品質の向上をめざして?

ソフトウェア開発の定量化手法 第3版 ?生産性と品質の向上をめざして?