「ソフトウェア開発の定量化手法」より、個人的にタメになると思ったところの引用。その12。
保守費用は、実のところは追加、修正のコード量に左右されるのではなく、修正アプリケーションの規模、経過年数、複雑度、潜在欠陥量に大きく左右される。
修正しようとする内容の影響が少ないというのは直感に反する事実なので、面白い知見です。
運用エンジニアの目標として、既存コードの複雑度を減らすというのは良いかもしれないですね。複雑度を減らした結果上がるという「保守担当量」も計測して目標に据えるのは良いかもしれない。
ソフトウェア開発の定量化手法 第3版 ?生産性と品質の向上をめざして?
- 作者: Capers Jones,富野壽,小坂恭一
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: 単行本
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